2007年8月17日金曜日

白い巨塔

電車の中で読み続けている。

白い巨塔


何年か前フジテレビでやっていたイメージが強かったが、

ちょっと違う内容の小説はとても新鮮だ。


冷酷無比な天才外科医の財前五郎。

人間味あふれる態度で患者の立場に立ち続ける内科医の里見修二。


個人的には財前五郎に憧れる。

自分の目標達成のためには手段を選ばない彼の生き方。

用意周到な人生設計。

何もかも俺には全くないものだ。


どんなにそう願ってもなれるものではない。

今日も冷酷無比な人間になりきろうとしたが、

やはりできない。


それがかつて仕事を失敗した原因だということを

イヤというほど判っている俺は、

なんとか強く生きたいと願ったのでありました。


かといって里見修二ではないことも、

あわせて書いておかないと偽善者だ。


どっちなのよ?

わっかんねーんだよ。


中途半端なのは間違いない。

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