電車の中で読み続けている。
白い巨塔
何年か前フジテレビでやっていたイメージが強かったが、
ちょっと違う内容の小説はとても新鮮だ。
冷酷無比な天才外科医の財前五郎。
人間味あふれる態度で患者の立場に立ち続ける内科医の里見修二。
個人的には財前五郎に憧れる。
自分の目標達成のためには手段を選ばない彼の生き方。
用意周到な人生設計。
何もかも俺には全くないものだ。
どんなにそう願ってもなれるものではない。
今日も冷酷無比な人間になりきろうとしたが、
やはりできない。
それがかつて仕事を失敗した原因だということを
イヤというほど判っている俺は、
なんとか強く生きたいと願ったのでありました。
かといって里見修二ではないことも、
あわせて書いておかないと偽善者だ。
どっちなのよ?
わっかんねーんだよ。
中途半端なのは間違いない。
2007年8月17日金曜日
白い巨塔
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