今日が土用の丑の日だということを帰りの電車で知らされた俺は
夕飯を鰻にすることを心に決めた。
昼飯を買ういつものホカ弁屋も鰻弁当なるものを売り出していたが、
もう電車は家路についていた。
吉池(スーパー)で鰻を物色。
ご飯を家に帰ってから炊くのが面倒だったので、
不本意ではあるが吉野家にて購入。
大して美味くもなかったが鰻を食えたことに満足。
写真の整理をしようと思いブログに載せるこれという
写真のネガを探したがどうしても見つからない。
週末にゆっくり腰を据えて探そう。
とりあえず出てきたネガが太陽の島の写真。
標高3800mのボリビアのチチカカ湖に浮かぶ島。
ここの島にはT部さんと一緒に行った。
この島の住民宅にホームステイしたのだが、
一緒になった日本人女性がいた。
米ドルしか手持ちがなく現地通貨をあまり持ち合わせていなかった
俺たちは彼女のことを”大蔵大臣”と崇め、島での滞在費を借りた。
彼女は実に不思議な人で、何かに呼ばれてこの島に来たと言った。
遠い祖先がイースタールートで海を渡った話、
地球の軸が近未来にずれるので神に呼ばれてここに来た…などなど。
霊感が強いT部さんは彼女のそのパワーに興味深々だった。
T部さんは彼女に前世のことを聞いた。
彼女曰くT部さんの前世は中世の騎士で、
暗殺されてしまったのだとマジ顔で語った。
T部さんは自分の子供の頃から見る夢とダブるので
彼女のパワーに更に興味があふれ出した。
T部さんはすっかり彼女の信者になってしまい、
俺の前世も見てもらえと促した。
彼女は俺の眼の奥を深く覗き込み言った。
”あなたの前世はブラジルで黒い鷹だった”
おいおい、なに言ってっか全然わかんねーよ。
大体占い師のことを一度も信じたことがない。
彼女は占い師ではないのかもしれないが、
印象に残る言動を残したという意味では存在感が
あったように思う。そんな島だった。
2007年7月30日月曜日
太陽の島
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1 件のコメント:
きれーーー・・・
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