Kに会ったのはまだ彼が高校生のときだった。
野球少年で高三最後の夏が終わった後、髪を伸ばし始めアルバイトを始めた。
俺がよく行っていた居酒屋で飲み物を作っているのが彼だった。
人懐っこくて体は馬鹿でかいが、どこか気の弱さがある少年だった。
その頃、自分ともう一人の相棒とつるんでた俺は彼のことなど
まったく気にしていなかったが、相棒が彼を雇いたいと言い出した。
まあ、多少反対したが相棒が責任を持つとの事でしぶしぶ納得。
こんな生意気な糞ガキ、超ウザイと思ったのが最初の出会いだった。
まさか、そいつとの間にあったその後の出来事までその時は
まったく想像すらできないことだった。(つづく)
2007年7月21日土曜日
KとK太郎へ
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