2007年9月4日火曜日

事件は今、うちの下で起こっているんだ!



朝方早起きした。五時頃だろうか?

早起き君の俺はパソコンの前に向う。


暫くすると女性の悲鳴が聞こえた。

暫く続くのでカーテン越しに下をみると、

”やめてくだい!”と叫ぶ女性。


バッグを取り合っている様子だった。

すると坂の上から歩いてきたサラリーマンに

女性が助けを求め始めた。


”バッグを取られたんです。助けてください!”

俺を含めてその場に5人いた。


助けを求める女性。

助けを求められているひ弱そうな男性。

もう一人約10m位の位置にいる坂を下って駅に向うサラリーマン。

バッグをひったくって坂の上の方に歩き出す金融屋風の男性。

そして寝ぼけ眼で目の前の状況が把握できない俺。


もう一度女性が叫んだ…”助けてください”


…ここまでは、ひったくった男以外は

痴情のもつれくらいにしか思っていなかった。


ところがだ……突然、金融屋風の男がダッシュ!

全く当てにならないサラリーマンを諦め

同じく坂上の方にダッシュする女性。


こら、やばいとあわてて短パンを穿く俺。

何事もなかったように駅に向うリーマン2人。


急いで下に降りたがもう二人とも見えなかった。

もちろんサラリーマンも。

うーん、この状況。

痴情のもつれと言うことで自分の中では解決……


というわけには行かなかった。

約一時間後、覆面を含めパトカーが約8台。

捜査員の数も約30人位が一斉に現場検証を始めた。


女性に心の中で謝りながら、

まあしょうがねーよと思うことに徹した。


本日、会社帰りに立看板を発見。

”事件を目撃した方、連絡ください。”

で、とりあえず最寄の警察署に連絡。

でも、顔見てないのよ俺。


とりあえず女性が悲鳴を上げたら状況を

聞かなくてはいけないと感じました。

見た目で判断しちゃいけないね。


反省…

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